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輸入申告書の計算と選択肢番号のメモについてのご質問への回答

紗椰様がこちらの記事のコメント欄に質問を寄せてくださったので、お答えします。

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ご質問全文

輸入申告書で計算に時間がかかって困っています。
按分の価格がメモでごちゃごちゃしがちです。
税番はメモに書かないで選択肢番号だけメモに書いた方がいいですか?
何か計算や税番特定が速くなるテクニックがあれば教えていただきたいです。
電卓の連続計算はやってます。

 

選択肢15個の税番の選択肢番号を①、②とタリフに書いていくというテクニックはやってましたか?練習段階でそれをやると解き終わるたびに毎回消しゴムで消さないといけないので大変そうですが、、
初見での問題も税番を早く探せるようにしたいです。

 

まずメモについてのご質問にお答えします。

税番はメモに書かないで選択肢番号だけメモに書いた方がいいですか?

タリフに選択肢番号を書くテクニックを使うのであれば、メモには選択肢番号だけでいいです。ただ、EPAタリフがあるときは、枝番もメモしておくと関税率が探しやすいです。

 

ちなみに計算メモをどこに書くかですが、2パターンあると思います。

①申告書の空白に書き込む。

②問題冊子の表紙をホッチキスから引っ張って外してメモ用紙にする。

 

ワリオは②を採用しました。だから練習ではノートにメモをしていました。

最初の頃はメモがぐちゃぐちゃでしたが、試験2日前の最終形態はこの写真のようになりました。

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詳しくはこちら。

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 選択肢15個の税番の選択肢番号を①、②とタリフに書いていくというテクニックはやってましたか?練習段階でそれをやると解き終わるたびに毎回消しゴムで消さないといけないので大変そうですが、、

そのテクニックはやっていました。最後がXやEの選択肢番号は「5x」「5E」のようにXやEをつけ、さらに〇ではなく□で囲んで普通の選択肢番号と区別していました。

書いた選択肢番号は毎回消さなくてもいいです。タリフに書く作業は何も考えなくてもできる単純作業で、ワリオの場合は3分程度。既に書いた状態からスタートし、かかった時間プラス3分程度が実際の時間だと思うようにしていました。受験までの限られた時間を単純作業に費やすのはもったいないと思います。

 

IQや関税割当て対象品目がない場合の基本の手順はこうです。

  1. 問題文を読む前にまずタリフに選択肢番号を書く。
  2. ⑮まで書き終わったら、①から見返し、選択肢やそのカテゴリーの英語にさっと目を通す。
  3. 申告書の品目に番号を振る。(品目がいくつあるか)
  4. ノートに3で振った番号と縦線3本を書き、価格を転記する。(真ん中の%の列は、一括する可能性があるものの関税率を記入するところ)
  5. 申告年月日を見てレートを確認し、ノートの左上に書く。
  6. 問題文を読み、5で書いたレートに按分計算式を書き足す。
  7. ノートに一括のルールや回答順(申告価格の大きい順とかX最後とか)を赤ペンでメモする。(本番も色ペンや蛍光ペン使用OK)
  8. 申告価格を計算し、一括する可能性がある価格を〇で囲む。(関税率を見ないといけないという意味で%の列まで囲む)
  9. 品名や注を見てタリフを探し、選択肢番号をノートに転記する。8で〇で囲んでおいた一括する可能性があるものは関税率も転記する。
  10. 7でメモした一括ルールに従って一括し、いらない選択肢番号は斜線で消す。
  11. 回答する選択肢番号と申告価格にマーカーをひく。
  12. マーカーをひいた選択肢番号にabcdeを振る。
  13. abcdeを見ながら選択肢番号と申告価格をマークシートにマーク

 

 何か計算や税番特定が速くなるテクニックがあれば教えていただきたいです。

電卓の連続計算はやってます。

連続計算をされているのであれば、あとは色々なパターンの問題をこなして按分計算式を速く立てられるようになることではないでしょうか。課税価格に含めるか含めないかで悩んで時間をロスすることもありますので、日本関税協会のドリルで鍛えるといいと思います。 

枝番特定を速くするテクニックは、上で書いた手順2です。①~⑮を書いた後、いったん品名を見返したら、似ている品名やひっかけの品名が離れたページにあることに気づけます。また、英語をさっと見ておくことで、申告書の分からない単語でつまずく時間を削減できます。

 

初見での問題も税番を早く探せるようにしたいです。 

 お金は掛かりますが、申告書の問題集を色々買って、できるだけ多くの類の問題を解くのが一番だと思います。注を読まなければいけない類の問題が一番時間がかかりますが、繰り返し解いているうちに、注を読まなくても分類できるようになります。

ヒューアカやゼロ申はもちろんですが、LECの『実践力Power Up講座 申告書編』もすごく勉強になるので、LECが8月頃に販売し出したらぜひ買ってみてほしいです。LECはチューターさんの解説もとても丁寧です。

 

ひとまず以上です。分かりにくい点があれば遠慮なくどうぞ。

ご質問ありがとうございました。