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第54回通関士試験に合格→2021年から物流の労務職

映画『南極料理人』感想(ネタバレあり)

昨日、何年かぶりに堺雅人さん(当時35歳)主演の映画『南極料理人』を見ました。12月29日に録画しておいたものですが、なんと偶然にも、今日、日本映画専門チャンネルで放送されたようで、たくさんツイートが。

 

2013年頃だったか、堺雅人さんにハマっていくつか映画を借りて観たうちの1本でした。かんすいを作るエピソードはよく覚えていたのですが、ストーリーはあまり覚えていませんでした。久しぶりに見て、「こんな可愛いおじさんたちの映画だったっけ!?」とびっくりしました。南極で大変な仕事をする男たちなんですが、みんな個性的でチャーミング。特に堺さんの可愛さ半端ないです。Twitterで「南極料理人 かわいい」で検索したらいっぱいツイート出てくるくらい。

役職やあだ名で呼び合い、主人公の西村は「西村君」「西村さん」と呼ばれています。相手を呼び捨てにする人皆無で、しゃべり方も柔らかい感じ。唯一、本(もと)さん(生瀬勝久さん)だけが寡黙で気難しい。

 

その本さんですが、西村君の仕事をそんなに重要視していませんでした(ただし、ラジオ体操の最中、なぜか一番後ろの西村君に毎回話し掛けてました)。食べたいものを聞かれても「なんでもいいよ」「南極に飯食いに来たわけじゃないから」と素っ気ない態度。しかし45歳誕生日に、適当にリクエストした分厚い肉を作ってくれたことをきっかけに、西村君に心を開くようになりました。

そして西村君が料理することを放棄したときは、台所に入ってまるで西村君のこれまでの苦労に思いを馳せるように器具などを眺め、唐揚げに挑戦します。西村君が台所に戻ってきてくれた時の表情とセリフ「西村君、お腹空いたよ」はとても印象的でした。西村君はちょっと泣きそうな表情。テーブルについて、本さんたちが作った唐揚げを食べた西村君は「胃にもたれる」と言いながら涙を流し始めました。妻が作ったベトベトの唐揚げを思い出したのもあるんでしょう。隊長が本さんにティッシュ箱を渡して回すように指示。ティッシュで一回拭って、また泣きながら食べ始めました。

肩を震わせながら泣く西村君は、これまで耐えてきたことが一気に溢れ出た感じで、思わずうるっとしました。

 

終盤の朝食シーンでは、西村君がなぜかフリルつきの割烹着を着て一人で配膳していました。そこへ本さんが起きてきて「おはよう」と言って新聞を広げます。

西村君「昨日遅かったの~?」

本さん「遅くまでドクターのところ(医務室バー)で呑んでた」

西村君「もう若くないんだからぁ」

本さん「ほっとけ」

卓球シーンまでは本さんに敬語で話してた西村君がタメ口に。まるで夫婦のような会話(笑)いつの間にそんなに仲良くなったんでしょうか。

その後起きて来る他のメンバーたちはまるで子供。兄やん(高良健吾さん)は西村君が自分のジャージを着ているのに気づいて「それ俺のジャージ!」と文句を言いましたが、西村君はお構いなしに配膳を続けました。オカンが勝手に息子のジャージを履いてる的なやつ。

これ、監督の狙いで、8人家族に見立てたってことがパンフレットに書いてあるそうです。

 

ちなみに西村君は伸びてボサッとした髪の一部を後ろでくくってるのもなんかオカンぽいです。髭は生えてますが。

 

西村君との絡みで言えば、ドクター(豊原功補さん)とのコンビも面白かったです。日本に帰ったらトライアスロンに出るつもりのドクター、突然台所に来て「西村君、体重いくつ?」と聞いてきたと思ったら、自転車の後ろにウェイト代わりに乗せてお昼ご飯のアナウンスをさせてました。その後も極寒の中、薄着で自転車に乗ってトレーニング。最終的にはパンツ一丁でした(笑)

あと、本さんの誕生日用の分厚い肉に火をつけた後「西村君どうしよう、楽しい!」と言って燃える肉をかざしながら追いかけたり、一緒に酒飲みながら将棋したり。

日本に帰った後、トライアスロンに本当に出場してテレビに映ったドクターに西村君びっくり。

 

ラストシーンは西本君がハンバーガーを食べて「うまい」と言うシーン。最近、堺雅人さんはマクドナルドのCMに出てますが、まさかこのシーンが関係してるのでしょうか(笑)