どうも、ワリオです。
ワリオは『西遊記』が好きで、『西遊記』感がある作品も好きです。たとえば冨樫義博さんの漫画『幽★遊★白書』。当初のタイトル案は『幽遊記』だったそうです。
ワリオに限らず、4人の個性的な登場人物が目的に向かって助け合う話は、多くの人が好きなパターンです。
『ヴァンパイア/最期の聖戦』にも若干『西遊記』感があるとワリオは思います。
孫悟空=ジャック
三蔵法師=アダム神父
猪八戒=モントヤ(←ちょっと太ってるし)
沙悟浄=カトリーナ(←かなり強引だけど)
経典=黒の十字架
三蔵法師の数珠=アダム神父のロザリオ
若干『西遊記』を感じるポイント
- ジャックはアダム神父をずっと「神父」と呼び、孫悟空は三蔵法師を「お師匠様」と呼ぶ。
- アダム神父はジャックの汚い言葉を「Language!」とたしなめ、三蔵法師は呪文を唱えて悟空の頭の輪を締め懲らしめる。
- アダム神父は黒の十字架を探しにバチカンからアメリカに渡り、三蔵法師は経典を求めて天竺に向かう。
ワリオは堺正章さんの『西遊記』はバラエティ番組のVTRでしか見たことないのですが、Wikipediaを見ると、このドラマに通じるところがある気がします。
西遊記の登場人物 - Wikipedia(←堺正章さん版『西遊記』の登場人物紹介)から引用
孫悟空ー堺正章
ざっくばらんで、気の良いサルだが、出家しているとは思えないほど奔放で、よく暴言を吐き、粗暴さも目立つ。村人や他の弟子にもすぐ暴力を振るうために三蔵に怒られることが多い。しかし旅を続けて行く内に他の弟子たちの兄貴分として懐の大きく優しい性格へと変わっていき、慈悲の心を学んだ。仁義に厚く師や仲間のためには命も捨てる。また生来の楽天家で、真面目過ぎて落ちこみやすい三蔵を励ますような明るさとユーモアもあり、八戒とともに一行のムードメーカーであるが、冒頭シーンでは怒ることが多い。
三蔵法師ー夏目雅子
慈悲深く、謙虚。非常に堅物で頑固なため、当初から悟空と衝突することも度々あった。また、妖怪は邪悪なものという偏見を持っていたために妖怪である弟子たちから反感を買うこともあった。しかし弟子たちの優しさに触れて、妖怪達にも様々な悩みがあることや人間の残忍さを知るにつれて、自分が独り善がりでわがままであったことに気付き、悔い改めるようになっていく。ただし原作よりも頻繁に緊箍経を唱えて悟空の粗野な振る舞いを容赦なく罰する。パート1の当初はややヒステリック[28]だが、その後半やパート2になる頃にはかなり落ち着いて、少しは融通が利くようになり、より明るく、冗談も言うようになった。
アダム神父も最後冗談を言うようになりましたが、夏目雅子さん版三蔵法師も冗談を言うようになったんですね。
アダム神父の冗談に関する過去の記事
いかがでしょう。『ヴァンパイア/最期の聖戦』に若干『西遊記』感があるという見方、あながち間違いではないと思いませんか?
このツイートの左下のシーン、改めて見ると『西遊記』感を感じますねぇ(笑)
Vampires (1998) ~ During a clear-out of a vampire nest, hunters funded by the Vatican, led by Jack Crow, encounter Valek, who may be the first Vampire! While protecting Katrina, who was bitten by Valek, new recruit Father Adam Guiteau uncovers an ancient conspiracy!
— John Grant #horror👻🚫 (@Y2John84) 2020年8月29日
🧛♂️☀#horror pic.twitter.com/zSk8JYP2DB
余談ですが、『西遊記』について検索して見つけた平岩弓枝さんの小説が面白そうです。孫悟空と三蔵法師の師弟愛がやさしいタッチで描かれているそうです。
文庫本だと全4巻。読んでみたい!