ラストシーンでジャックがアダム神父に言うセリフ、字幕だと「悪魔の言葉か」だったので「悪魔みたいに口が悪い」という意味で言ったんだとは思ってたけど、英語で「Are you possessed by demons?」と言っているというのを下のツイートがきっかけで知った。直訳すると「悪魔に憑依されてるのか?」。アダム神父らしくない言葉に驚いているのがよく分かった。字幕は「取り憑かれてるのか?」のほうが分かりやすい気ががする。
それにしても、アメリカ人てこのシーン好きだなぁ。この後の「 Language, Padre, language!」も人気のセリフで、ツイートで結構見る。
日本はヴァンパイアとのバトルのほうが人気で、アダム神父はあまり話題にされてない。下ネタだからしょうがないといえばしょうがないけども。
でも、それはネタだけ見てるからそうなるんじゃないかな。なんでジャックの言葉遣いを注意したアダム神父がラストシーンではあんなことを言ったのか。やっぱりそれは、ジャックへの思いやりだと思うんだよ。モントヤがヴァンパイアになった悲しみ、別れの悲しみ、これから2人きりで戦う不安。それを全部和らげてあげたくて、あえて言った。そう考えながら見ると、男同士が真に打ち解け合ったいいシーンなんだよ。
でもきっと、ジャックはそんなつもりで質問したわけじゃなくて、出会った時みたいにからかってアダム神父の反応を見たかっただけなんだろう。「 Language, Padre, language!」の後、アダム神父が自分の発言に急に恥ずかしくなってきて、ジャックが「君にはそんな言葉より祈りの言葉の方が似合ってる」って言ってたらいい。
Film for tonight is Carpenters Vampires. "Are you possessed, Padre?" @madpadre1
— Bras-mentor, i inre exil för Rikets väl (@Nissvik) 2020年5月8日