どうも、ワリオです。
一昨日は気合を入れ直して通関士の勉強を頑張ったのですが、その夜、寝る前に祖母とのことで腹の立つことがあって、布団の中でモヤモヤしていました。祖母を傷つける言葉はいくらでも思い浮かぶのに、やさしい言葉はひとつも思い浮かばない自分の思いやりのなさに、再就職への不安を感じました。新しい職場でもまた「思いやりがない」って言われている自分を想像して、たとえ合格しても死んだ方がいいんじゃないかとさえ思いました。
ふと、アダム神父が監視カメラ越しにジャックに笑顔で手を振るシーンが頭に浮かびました。
自分にひどいことをしたジャックにあんな風に接することができるってすごいな。やさしいな…
そう思うと、涙が出てきました。そしてしばらく止まりませんでした。
ワリオはだいぶ頭がおかしいかもしれません。
でも、父親を殺したジャックがアダム神父のような思いやりのある人に出会えてよかったと思うのです。
B級ヴァンパイア映画を観て号泣するなんて、しかも、観てる最中以外でも号泣するなんて、自分でも予想外です。しかも、翌朝また号泣したという…
さすがに精神的にやばいと思いました。
以前の記事でも紹介した、海外の個人ファンサイトの管理人さんが書いている紹介文を読むと、この管理人さんはワリオと同類な気がします。
上の英語サイトを訳すとこんなことが書いてあります。
- 際立った特徴:純粋で理解のある慈悲深いまなざし
- バックグラウンド:マスタースレイヤーのジャック・クロウは彼をdirt(汚物)のように扱いましたが、彼は彼に非常に忠実であり続けることができました。
- 人格:アダム神父の忍耐とsympathy(同情、思いやり、哀れみ)は、彼がニューメキシコの教会で働く男以上の存在であることを証明しました。
アダム神父の純粋さと思いやりが分かるシーンといえば、死者に祈りを捧げるシーンですね。このシーンを見て、ああなんてこの人は心が綺麗なんだろう、自分とは正反対だと思いました。
加藤諦三氏の著書『やさしい人』『「思いやり」の心理』によると、やさしい人になるにはやさしい人に出会うことが大切だそうです。
ワリオにもアダム神父みたいな人が必要なんです。だから多分、こんなに惹かれるんだと思います。
余談ですが、ジャックの父親も実は吸血鬼の始末人だったのではないかとワリオは考えています。退治中に吸血鬼に咬まれてしまい、仲間に殺されるのを恐れて秘密にし、5日後に発症して妻を殺してしまった。そして、息子のジャックは父親から吸血鬼の殺し方を教わっていたから吸血鬼になった父親を殺せた。教会とジャックの父親はつながりがあり、ジャックのことも知っていたから、ジャックは教会に引き取られて父親の後を継ぐ形で始末人として育てられた。
ジャックの過去や心の傷を想像するとつらいです。