通関士勉強と映画と趣味のブログ

きびしい道でもゆっくり歩けば足跡が残る(by書道家・時重泰香)

『ホット・ファズ』感想(ネタバレあり)

どうも、ワリオです。

昨晩、映画配信サイトでおすすめに並んでいた『ホット・ファズ』を目にし、面白そうなバディものだったので観てみました。殺し方はグロいけど、これは作りものなんだ!って言い聞かせながら見たら、生真面目エリート警察官と映画オタク癒し系警察官のバディ映画です。

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- - Wikipedia

主人公はエリート警察官ニコラス・エンジェル。その名の通り、白しか許さない厳格な天使のような人。非常に優秀ですが、それ故周りから反感を買い、婚約も解消。掌の負傷を理由に無理矢理サンドフォードという田舎町に左遷させられます。

ニコラスはわずかしかない所持品と育てているリリーの鉢を持ってサンドフォードに行き、ホテル住まいを始めます。

明日からの勤務なのに街が犯罪者だらけで何人も逮捕。その中の飲酒運転しそうになった男が、実は警察官で、あとで相棒になるダニー。

街の人も警察官たちも、いい加減でおかしな人ばかり。ニコラスは警察官の仕事をきちんとしているのに、邪魔者扱い。

唯一ダニーだけは、ニコラスが大好きな刑事映画のようなすごい警察官なので、尊敬のまなざし。カーチェイスしたことある?みたいな質問をして、ニコラスに興味津々。警察官というよりただの映画ファンみたいですが、悪意がないのでニコラスもメモの大切さを教えてあげたり。

 

ニコラスは仕事後もルーティーンのような生活。ホテルに帰ってリリーに水をやるのが日課。ダニーにパブに誘われても行かない。仕事が終わっても、常に何か起こってると思っているので、酒は飲まない。飲むのはジュースだけ。ホントに真面目。

 

そんなニコラスに変化が訪れたのは、心底腹の立つ出来事の後ダニーにパブに誘われ、初めて誘いに乗って行った時。最初はいつも通りジュースにしようとしたけど、やっぱり1杯だけとワインを頼もうとします。ワインが赤か白しかないと言われたので、ビールに変更。そしたら1杯どころじゃなく、ダニーと何杯も飲んでしまいます。

その後、ダニーの家の前に着いて、コーヒー、紅茶に誘われますが、カフェインは夜摂らないと断ると、じゃあビールは?と言われ、ダニーの家へ。

ソファーに並んで座る2人。ダニーはニコラスが切り替えが下手だと指摘し、ニコラスのこめかみをつつきます。ニコラスはどうやればいいか分からないんだと打ち明けます。ダニーは壁一面の映画コレクションを見せ、ニコラスと『ハートブルー』、『バッドボーイズ2』を続けて見ます。途中で2人とも寝てしまい、頭をくっつけて寝ている様が可愛いです。

そこからダニーと仲良くなり、ニコラスがどんどん変化します。最後には映画の真似をし出すほど。ダニーが悪意のない癒し系だったから、ニコラスも心を開けたんでしょうね。誕生日と聞いて急いで日本のリリーを買いに花屋に行くほど。

 

他にも面白いシーンがたくさんありますが、爺さんの通訳に爺さん警察官を連れて行って、爺さん警察官の通訳をダニーがしてニコラスに伝えるシーンとか、探していた白鳥が犯人を追ってる時に現れるシーンが特に面白かったです。

 

全体的にコメディですが、村社会の怖さも描いていて、犯人が分かったときはさすがに不気味でした。ダニーがケチャップを血糊代わりに使ってフォークで目を刺したフリをしてニコラスをびっくりさせるシーンが伏線だったことにびっくり。ダニーが犯人の仲間じゃなくて本当に良かった。

 

Twitter情報だと、射的の的を全部倒してサルのぬいぐるみをゲットするシーンは、ダニーを救い出す暗示だそうです。

 

グロくなかったらもっと人に薦められるのに。