通関士勉強と映画と趣味のブログ

きびしい道でもゆっくり歩けば足跡が残る(by書道家・時重泰香)

映画『ハード・ウェイ』資料集⑮ニックの表情3選

時系列順

❶モスの長セリフにしびれて見つめる表情

フロッグドッグのところで、モスが激怒して言った長台詞の直後、3秒間モスを見つめたまま固まるニック。目がハートになるってこういうことか!と初めて思いました。この3秒という間がすごくいいです。3秒後、「すげぇ~、それだよ。本物だ!ねぇ、ジョン、もう1回言ってくれない?お願い」とテープレコーダーを取り出し、モスが毒気を抜かれるのが最高に面白い。

 

❷スーザンになりきって「なあにジョン」と微笑む表情

青い目を大きく開いて上目遣いで微笑む可愛らしい表情は、まるで別人で、本当に女性のような可愛さ。マイケルの演技力に驚かされます。

モスも「やめろ」「バカバカしい」とかは言うものの「気色悪い」とは一言も言わないし、「ハニー」と呼んで素直に話し始めるというのも面白いところです。まぁ、ニックの言葉に一理あると認めたからなんですが。

ニックとしては、人間の心理を知っている俳優としての使命感のような気持ちでスーザンを演じているわけで、モスをからかうつもりは全くなく、真剣にモスの力になりたいと思っているんですね。小説に書いてありますが、ニックは俳優のクラスで教え込まれたように、スーザンに意識を集中し、どんな女性か感じ取って、彼女になりきります。スーザンは心理学者なので、まるで分析するように「好きになる度にってどういうこと?」としつこく聞くことになるわけです。映画ではスーザンの職業は出てこないので、まるでニック自体が意地悪な質問をしているみたいですが。

 

1つの映画の中で、ニック・ラングとジョウ・ガンとスーザンとレイ・カサノヴという4人のキャラクターを演じ分けている。マイケルファンにとってはとてもお得な映画です。

 

❸警察署の署員がニックを騙したことを笑っているのをにらむ表情

ここもまるで別人。トム・クルーズ系の男らしい険しい表情で、本当に頭にきてるのがよく分かります。