D:DVD吹替(翻訳:木原たかし、ニック:山寺宏一、モス:樋浦勉)
B:Blu-ray吹替(翻訳:松原桂子、ニック:宮川一朗太、モス:大塚明夫)
字:日本語字幕(翻訳:戸田奈津子)
本:小説(J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫 1991)
- ニックがモスのニュースをアンジーに見せた時の第一声
Isn't that incredible?
D:こいつすごいだろ?
B:しびれるだろ?
字:迫力だろ?
本:どうだい?信じられないだろう?
- ニックから実弾入りの銃がほしいと言われてブリックスに言ったモスのセリフ
Not if you tied my tongue to your tailpipe and drove me 80 miles an hour naked across a field of broken glass. No, no, no!
D:すっぽんぽんで割れたガラスの上を時速150キロで引きずり回されたって俺は嫌だ。こんな仕事は断ります!
B:たとえガラスの破片の上を時速100キロで走る車に引きずられて血だるまになったとしてもお断りですね。ったく冗談じゃない。
字:ハダカでガラスの破片の上を引きずられても断る。絶対にな!
本:おれの舌を警部のテールパイプにしばりつけられて、はだかのまま割れたガラスの上を時速80マイルで走らされてもいやなものはいやだ。
- モスがスラム街でニックを車に待たせる時のセリフ
モス「Stay.」(犬の「待て」)
ニック「I sit and roll over, too.」(犬の「お座り」と「ゴロン」)
D:「うるせぇ」「座ってチンチンでもしてようか」
B:「お座り」「チンチンもできるぜ」
- ニックがフロッグドッグにマスタードをかけるときのセリフ
- フロッグドッグを食べる時に「頂きます」の代わりに言ったせりふ
モス「Banzai!」(Blu-rayでは「Bonzai!」盆栽)
ニック「Konnichiwa」
D:「さあ食おう!」「うまいうまい」
B:「トレビアン!」「ボンジュール」
- モスを殴った後のニックのセリフ
- ニックに殴られた後のモスのセリフ
D:別れた女房みたいな分からず屋だ。
B:あいつ…別れた女房みたいだ。
字:女房より面倒だ
本:なし(立ちつくす)
- ニックがモスを殴った後パトカーの中で言うセリフ
I'm so stupid.
D:ほんと…頭来るぜ。
B:あんな素人の芝居に。
字:このバカ!
本:くそったれのモス。ずぶとい神経だ……
※英語はバカの度合いによって単語を使い分け、stupidは「人を怒らせるタイプの愚かさ」。映画の中で、騙されたことを知った直後のニックや、ニックを打つ前のパーティー・クラッシャーも使っています。
- 玄関がノックされてニックだと思って開けたらスーザンだったときのセリフ
Hey, next time bring your keys, okay
D:いちいちノックするな。鍵は持ってるだろ。
B:まだなんか文句あるのか。
字:何の用だニック
本:なし(鍵穴からのぞく)
- 空港の搭乗口から引き返すときのニックのセリフ
What the hell am I doing?
D:無責任すぎるよ。
B:何してんだ。
字:間違ってる。
本:(心の中で自分を責めた後)そうだ、まだ仕事が終わってなかった。
- 撃たれたニックとモスの会話
ニック「You think I would have got it?」
モス「Yeah, pal. I think you would have nailed it.」
※モスが初めてpal(相棒)と呼ぶのが感動的です。
D:「ぼくに決まるかな」「大丈夫だ。デカの保証付きさ」
B:「モノにできるかな」「もちろんだ。お前しかいないさ」
字:「モノにしたい」「大丈夫。役はもらえるよ」
本:「あの役をもらえたと思うかい」「くそっ。そう思うよ。きっともらえた」
※would haveは「(もしあの時~だったとしたら)~しただろう」という過去への仮定なので、本では「もらえた」になっています。ニックはもう自分は助からないと思ってwould haveを使ったのかなと思います。