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映画『ハード・ウェイ』資料集⑪小説 その9 ニック、つるしの服を買う

『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991)

 

フロッグドッグのところで激怒して言った言葉に逆に感動されてしまったモスは、自分の身に降りかかった悪運に耐える覚悟を決め、ニックの希望通り、自分のアパートに連れて帰りました。

一方ニックは、鞄ごと盗まれた着替えを取り戻すのを諦め、帰る途中で購入。包みや袋を山のように抱えてモスの部屋までついていきます。モスは手伝いませんが、ニックは文句を言いません。それどころか、包みや袋の陰からなだめるようにこう言います。

p.115

「時間がかかって悪かったな、ジョン……つるしの服を買う習慣がないもんで」

ジョン・モスはため息をつき、ドアの錠の穴に鍵を差し込んだ。そりゃそうだろうよ、あんたならな、と思った。

モスには嫌味に聞こえたみたいですが、ニックはただ待たせてイライラさせてしまったことを謝りたくて悪気なく言ったんでしょう。

 

映画だと、買い物袋6袋(GAP×4、macy's×1、赤い袋×1)を両手に抱えて部屋に入ってくるところしかないですが、小説でその直前のやりとりを知れたのは嬉しいです。ロビテイル氏に感謝。

 

macy'sとタイムズ・スクエアの位置関係が一目瞭然のサイト

www.movies.ne.jp

 

この翌日、スーザンのランチにこのつるしの服を着ていきます。

p.194

照明が明るすぎる、と身体にあわないつるしの服を着たラングは、ドアからすべりこみながら思った。 

どんな服を買ったのかは、ポケットがあること以外まったく分からないです。

 ここはもう映画で見るしかない。

 

ちなみに、モスのクローゼットを見てJ.C.ペニーで買い物していることを知ったニックはたまげて唖然とします。シアーズ、ウォルマート等と並ぶアメリカを代表する百貨店チェーンだそうです。

ja.wikipedia.org