通関士勉強と映画と趣味のブログ

きびしい道でもゆっくり歩けば足跡が残る(by書道家・時重泰香)

少額貨物の申告価格の算出方法による1円の相違

どうも、ワリオです。

今日、フォーサイトの通関実務対策編問題集の輸入(納税)申告書のQ5をやったのですが、少額貨物の申告価格が正解より1円少なくなりました。その原因は、円換算してから合算していたからです。

ワリオは今までずっとこのやり方でやっていて、それで正解と同じ額になっていたので気づきませんでした。正解になったのは、按分がちょうど割り切れて、為替レートに足してドル価格に掛ければ済む場合でした。しかし、Q5は割り切れないので、ドル価格で合算してから計算したときより1円少なくなるのです。

 

ドルで合算するか円で合算するか、フォーサイトのテキストには明記されていませんが、問題集の解説では当然のようにドルで合算されています。

ヒューマンアカデミーも同じです。

TACの『スピードテキスト』p.417の着眼点には、こう書いてあります。

先に仕入書価格(外貨建て)で合計額を計算した上で、価格按分及び為替レートの計算を行う。

片山立志先生の『通関士ハンドブック』p.606には、こう書いてあります。

少額貨物の輸出申告価格は下記のとおり算出方法により異なる。(中略)一円の差が出る。しかし問題文には特に「合算後に円換算」等という指示はないのでどちらでも間違いではない。

 

同じ品目番号を合算するときはドルで合算するので、輸入(納税)申告書はドルで合算する癖をつけた方がいいかもしれません。

輸出申告書は申告価格いらないので、少額貨物の判断基準額を計算しないですべての申告価格を計算する人は、円換算後の合算で問題ないです。 

 

2020年7月2日追記

日本関税協会の「ゼロからの申告書2020」p.187には、1円でも間違うと不正解になるので、合算した後で円に換算するように書いてあります。