映画自体がマイケルのパロディ。ただ、ニックの私生活や性格はマイケルと異なる。
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』+『インディー・ジョーンズ』+『007』のジェームズ・ボンド
ニック主演映画『スモーキング・ガン2』。マイケルをアイドルスターにした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように、ニックをアイドルスターにした映画の第2作。だが、ニック自身は「マンガの主人公は、もうウンザリだ。君も映画会社も僕をいつまでも子供にしておきたいんだ。大人になりたいのは僕1人だけだ!」と不満で、社会派のシリアスな映画に出たいと願う。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で高校生役を演じ続けたマイケルに通じる。マイケルはこの映画の前に『カジュアリティーズ』などのシリアスな映画に挑戦している。
- 製作費は高いが中身からっぽの2や3が出るシリーズ映画
- スピルバーグ監督
- メル・ギブソン
ニックがライバル視している『リーサル・ウェポン』など刑事役で大人気の俳優。
ニックがやりたい刑事レイ・カサノブ役も、メル・ギブソンに決まりそうだと言われていた。ニックは「彼の刑事役は見飽きてるよ」と皮肉を言う。
昔はニックのファンだったスーザンの娘ボニーも、今はメル・ギブソンのファンだと言い、ニックはちょっと傷つき、モスは面白がって「俺もあいつが好きだ」と言う。
メル・ギブソンはジョン・バダム監督の『バード・オン・ワイヤー』の主人公を演じた。ニックがモスを殴る直前のシーンでは、映画館の壁に『バード・オン・ワイヤー』のポスターが貼ってある。
・『スターウォーズ』
ニックがモスを「刑事のヨーダ」とたとえる。
「ヨーダって知ってる?耳がデカくて、利口なんだ」
- ディック・トレイシー
- 実物は映画で見るより背が低い
行く先々で「背が低い」と言われることに慣れている。「ニック・ラングにそっくり!」と言われたら「背が低いけど?」と自虐。
- 『トッツィー』
オマージュかは不明ですが、ニックがバーで頼むDubonnet with a twist(レモンつきのデュボネ)(吹替では「甘口のワイン」)は、『トッツィー』でダスティン・ホフマン演じるマイケルがドロシーの格好でエージジェントのジョージに会ったときに注文した飲み物。
- 『ファミリータイズ』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
ニックの寝相が、『ファミリータイズ』から変わらないマーティの寝相
- 『タクシードライバー』の名台詞
パトカーを運転するニックが後部座席のパーティー・クラッシャーに言うセリフ「You talkin' to me?」
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『ハードウェイ』でパトカーを運転するマイケル・J・フォックスのセリフ“You talkin' to me?”って『タクシードライバー』のオマージュなのね(?)
— sshu(仮).exe (@H_osamusi) 2020年3月9日
『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』でも同じセリフを鏡に映った自分に銃を向けて言っていることを踏まえると、『タクシー・ドライバー』のパロディというよりセルフパロディと言えるのかもしれない。
- 『ゴッドファーザー』の馬の生首
ニックのセリフ「馬の首をちょん切ってウサギを熱湯でゆでるぞ」
- ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』ラシュモア山のシーン
昨日BSで「ハード・ウェイ」やってたので録画して久々に再見。クライマックスの「北北西に進路を取れ」のパロディ的アクションが素晴らしい!主演のマイケルもウッズもいいけれど、ジョン・バダム監督の活劇センスの冴えこそ絶賛すべきですね。 pic.twitter.com/zfQniJ1fz2
— マルヤマテツヤ (@tetsumaru47) 2019年8月27日
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