仮面ライターワリオ/WARRIOOOrz

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『発達障害を仕事に活かす』(星野仁彦著・朝日新聞社)Ⅱ-3.成人の発達障害を診断する―星野式多軸診断 その2 機能不全家族

【機能不全家族とは】

子どもが親の愛情を十分に受けられない、健全な育児をしてもらえないような家庭環境。

何らかの理由で家族としての本来の機能が果たせず、崩壊してしまっている状態。

最大の問題は、子どもが家庭で安心を得られない点。

 

子どもは日頃から不安や緊張を強いられる。

落ち着きがなくそわそわ

叱られないかとびくびく

心が歪む

自分が何者なのかよくわからない

自分に自信が持てない

精神的に不安定

自分の感情をコントロールできない

人とうまくコミュニケーションが取れない

物事をネガティブに解釈

 

発達的な凹凸がある人が機能不全家族の中で育つと、様々な症状が悪化・激化しやすい。

人一倍ストレス処理能力が低いため、それをうまく解消できないまま成長。

 

【機能不全家族の兆候】

  • 拒絶
  • 矛盾
  • 家族への無共感
  • 家族間の境界線の欠如
  • 役割の置換
  • 社会からの孤立
  • 曖昧なメッセージ
  • 極端な論争や対立

 

【健全でない親の兆候】

  • 条件付き愛情
  • 非尊重
  • 発言の抑圧
  • 感情の強制
  • 嘲笑
  • 過大なしつけ
  • 内面の否定
  • 社会に対する機能不全
  • 社会からの孤立

 

【機能不全家族を引き起こす親の8パターン】

  1. 発達の抑制(子のアイデンティティーの侵害)
  2. 利用
  3. 虐待
  4. 混乱
  5. 完全主義
  6. カルト信仰
  7. 剥奪
  8. 精神的な幼稚

 

【機能不全家族で育った子供にある傾向】

  1. よき子どもを演じる
  2. 問題のある子どもを演じる
  3. 家族の管理的役割を持つ存在を演じる

 

【機能不全家族の出身者にある特徴】

  1. 自己愛が発達していない。他社と疑似的な親子関係を形成する。
  2. 他者を信じることができない。他者の苦しみに対する理解ができない。
  3. 自尊心が低く、ポジティブな自己イメージを持てない
  4. 人間関係に常に問題が発生する
  5. 怒り、不安、絶望に陥りやすい
  6. 他者から孤立しやすい
  7. 無慈悲
  8. 常に真面目で、子どもらしさを持ち合わせない。年齢以上に早熟する
  9. 機能不全な関係を他者と築く
  10. 機能不全家族の行動を自分の子どもに実行し、機能不全家族の世代間連鎖を引き起こす