2020-05-14から1日間の記事一覧
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) 映画では、モスを殴ってニックが去った後の流れはこうです。 ニックが運転するパトカーにパーティー・クラッシャーが潜んでいて、ニックが無謀な運転でビビらせ対抗するが、結局逃がしてし…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) 氷のような目というとモスがいつもニックに向けていた目ですが、ニックはモスに騙された怒りによって、この目を身に付けます。 殴られ続けたモスがニックを床にたたきつけ、警官になるのが…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) 映画ではスーザンとのランチの誤解を解く機会を与えられませんでしたが、小説では モスを殴るシーンで、弁明の機会があります。 p.290 「スーザンのことはどうなんだ。あんたは彼女から何を…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) フロッグ・ドッグは、ホットドッグにフライドポテトをふりまいて、マスタードをかけて作ります。 小説のモスの食べ方は映画以上に豪快で、フライひとつ落とさずに、パクリとひと噛みで半分…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) ニックがどうやって手錠をソファベッドから外したかを映画ではやっていませんが、小説はちゃんと書いてくれています。 モスは、「ニック・ラングがフーディみたいにあの状態から抜け出す可…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) 地下鉄での出来事の後のモスとニックの会話。 p.234 「聞いてくれ、ラング。あんたはおれとこの車に乗ってるわけだから、知る権利があると思うんだ」 「わかった」ラングは愛想よく言った。…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) セラピストをしている心理学者スーザンのニックとモスの分析。 地下鉄のホームでニックに言ったけど、ニックは地下鉄に夢中で上の空。 p.208 「あなたたちはふたりとも、そんなふうなのよ。…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) スーザンとのランチの後、ニックはタクシーで送ろうとしました。しかしスーザンから、自分とレイ(ニックの警官としての偽名)のサラリーでタクシーに乗るのはおかしいわね、と言われたので…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) モスが禁煙のために火をつけていない煙草をくわえているのを見たニックは、自分の主演映画『スモーキング・ガン』シリーズのジョウ・ガンにも禁煙させようと考えます。現実的にはスポンサー…
『ハード・ウェイ』J.R.ロビテイル/堀内静子 訳 二見文庫(1991) ニックがモスに語った『スモーキング・ガンⅡ』撮影秘話。自分も意外と怪我したことあるんだよと言いたかった。 p.64 きみは信じないかもしれないが、ぼくだってけっこう傷をつくってるんだ…